目次
第1章 非核地帯とは何か(核兵器の登場;非核地帯は核なき世界への第一歩?;非核地帯の構成要素)
第2章 非核地帯の誕生―トラテロルコ条約誕生秘話(キューバ危機とラテンアメリカ諸国;メキシコ凄腕外交官の登場;米国の介入;初の非核地帯の誕生―誕生の意義)
第3章 非核地帯は本当に役に立つのか―非核地帯の真の役割とは(核兵器の非人道性;ブラジルが核開発に固執した理由;ブラジルによる電力政策の転換;対人地雷禁止レジームの形成;非核地帯とNPT‐IAEA体制)
第4章 非核地帯の拡大と深化(冷戦期の非核地帯;ポスト冷戦期の非核地帯;構想段階の非核地帯;非核地帯の残された課題)
著者等紹介
福島崇宏[フクシマタカヒロ]
1976年、愛媛県生まれ。中部大学非常勤講師。姫路獨協大学法学部卒業、同大学院法学研究科修士課程修了、中部大学大学院国際人間学研究科博士後期課程修了。博士(国際関係学)。名古屋外国語大学、愛知学院大学、愛知教育大学などで非常勤講師を兼任。専攻:国際法学、国際関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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