内容説明
グローバリゼーションの波に乗り、様々な政治的・社会的危機が世界化する現代。国際関係に“囚人のジレンマ”のような負の連鎖が広がり、まさにグローバル・クライシスの状況下にある。様々な角度から問題提起。
目次
序章 グローバル・クライシス―危機の広がりと連鎖
第1章 地域的軍縮措置の現状と課題―非核(兵器)地帯の構成要素の変容を通して
第2章 アフリカ地域機構への主要国による協力支援
第3章 現代テロリズム研究の展望
第4章 オバマ政権と「グリーン・ニューディール」
第5章 台頭する中国と日米中関係
第6章 日本の安全保障
第7章 アメリカ政治とネオコンのリンケージ
第8章 オバマ演説の情と理
第9章 ソ連の溶解、ロシアの迷走―体験的グローバリゼーション考
著者等紹介
河内信幸[カワウチノブユキ]
1973年金沢大学法文学部史学科卒業。1975年立教大学大学院文学研究科修士課程史学専攻修了(文学修士)。1981年立教大学大学院文学研究科博士課程西洋史専攻満期退学。2005年ハーヴァード大学歴史学部客員研究員。所属:中部大学国際関係学部教授。博士(文学)(金沢大学)。専門はアメリカ現代史・国際関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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