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内容説明
私たちがアイデンティティを回復し、公平な世の中を創りだすコミュニケーションとは何か。勃興から成熟へと向かう“市民メディア”の転換期に、多様さを喪失したメディア回復の可能性を探る。
目次
1 あふれ出す“私”の表現(『自己表現』と『違法行為』の境界線―『落書き』と『グラフィティ』をめぐって;“他者”を開くドキュメンタリーの力―映像の「深み」を味わう;カフェ放送とコミュニケーション再生の可能性―映像コミュニケーション「てれれ」)
2 市民メディアの拠点をもとめて(放送するマイノリティ―「放送」の開放がもたらすもの;市民の情報発信とコミュニティ放送―京都コミュニティ放送のパブリック・アクセス;市民テレビ局の成立とNPOの役割―「チャンネルDaichi」の試行;パブリック・アクセス環境の課題―ケーブルテレビ市民番組全国調査から)
3 メディア制度の再編成にむかって(カナダのメディアと多文化主義;米国パブリック・アクセスの伝統とその現在;メディア主体としての市民運動の形成―市民メディア・ネットワークの誕生前史)
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