目次
1 概念としての中欧(中欧ということばをめぐって;2つの異なる中欧観)
2 中欧の形成と展開(ローマ教会と皇帝の秩序;キリスト教とヨーロッパ;ヨーロッパの形成;中欧の形成;神聖ローマ帝国と十字軍;中世ポーランド王国;中世のボヘミアとハンガリー;トルコのヨーロッパ侵攻)
3 近代の幕開け(中欧王国の崩壊と2つの帝国;「ゴシック王権」;宗教戦争;ユダヤ人の帰趨;ウェストファミリア条約とその後;対抗宗教改革とイエズス会;中欧近代の逆説;ドイツとポーランド)
4 19世紀から20世紀へ(中欧的絶対主義の成立;ナポレオンとメッテルニヒ;1848年革命;帝国秩序崩壊の芽;オーストリア・ハンガリー二重帝国;ベル・エポック;19世紀の黄昏)
著者等紹介
小島亮[コジマリョウ]
1956年、奈良市に生まれる。1979年、立命館大学文学部卒業。1987年、シカゴ大学客員研究員。1988年より政府交換留学生としてハンガリー科学アカデミー社会学研究所で学ぶ。1991年、国立コシュート・ラヨシュ(現デブレツェン)大学から最優等にて人文学博士号を授与される。ハンガリー科学アカデミー社会学研究所研究員、ハーヴァード大学客員研究員を経て、1993年から95年までリトアニア共和国マグヌス・ヴィタウタス大学人文学部准教授。サントリー文化財団フェローなどを経て、中部大学国際関係学部教授。『アリーナ』編集長。2006年、ハンガリー共和国から「英雄」称号を与えられた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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