内容説明
日々の診察で出会うユニークすぎる患者たち、“老い”をめぐる悲喜こもごも、故郷や亡くなった母、記憶の中の人々…硬軟自在、独特の筆致で描き出すほのぼの人間模様。
目次
1 歴史は回る(三人の講習会;コトコト電車 ほか)
2 故郷(十七歳の映画;タニシ ほか)
3 夕暮れ(マネキンの家;最後の晩餐 ほか)
4 インストール(エレベーター;脱出 ほか)
5 診療の日々(お腹の赤ちゃん;再会 ほか)
著者等紹介
井口昭久[イグチアキヒサ]
1970年、名古屋大学医学部卒業後、名古屋大学医学部第三内科入局。愛知医科大学講師などを経て、78年、ニューヨーク医科大学留学。93年、名古屋大学医学部老年科教授。名古屋大学医学部附属病院長をへて、現在、愛知淑徳大学健康医療科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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