スパイって誰のこと? - 「スパイ防止法」は、なぜ危険なのか

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スパイって誰のこと? - 「スパイ防止法」は、なぜ危険なのか

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  • サイズ A5判/ページ数 70p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784833111720
  • NDC分類 326.81
  • Cコード C0036

出版社内容情報

なぜ今「スパイ防止法」なのか? 急ピッチに進められる軍事関連法案と、強まる市民監視の実態とは! かつての治安維持法、特高警察を思わせる「スパイ防止法」の真の狙いはどこにあるのかを、わかりやすく解説。


【目次】

何のための「スパイ防止法」か ─本書に寄せて─ 川口 創(弁護士)

1─「スパイ防止法」の狙い
過去の反対運動と再び迫る危機
各政党・議員が主張する「新たなスパイ防止法」
立法事実の不在 ─「スパイ天国」論の嘘
特定秘密保護法との比較~罪刑法定主義の危機と厳罰化
目指されている法案の共通点─経済安全保障と「スパイ」そのものの処罰
スパイ防止法の真の狙い─敵味方の分断と「戦争できる国」への回帰
「能動的サイバー防御法」による全情報監視の危険性
警察機構の変質─特高警察の亡霊と「国家警察」化の動き
市民監視の実態─大垣警察事件と自衛隊情報保全隊事件
監視技術の強化とデータベース統合
1985年の教訓─廃案に追い込んだ市民運動の力
今こそ声を上げる時 草の根からの反対を
【質疑応答】

2─「国家情報局」の狙いと危険性
法案提出前の今だからこそ声を上げる
国家情報局設立への具体的なスケジュールと合意内容
「視察」という名の監視~公安警察と戦前の亡霊
国家情報局構想の狙い
「対外情報庁」の危険性とデジタル監視社会
CIAの暗部と日本の政治家の危うさ
警察の変遷と次なる「デモ規制」の動き

3─スパイ防止法のある社会とは
表現の自由と「スパイ防止法」
「明白かつ現在の危険」の法理とその変遷
シェンク事件と「劇場の火事」の比喩
ユージン・デブスの投獄と時代の「暗部」
参戦の真実─理想主義の裏にある経済的思惑
戦時景気と「裏切り者」への猛攻
ドイツ系移民への苛烈な迫害
「タールと羽根」の私刑と暴力の連鎖
国家による言論統制と諜報活動
「赤の恐怖」と自警組織の台頭
タルサ事件 法と理性が失われた瞬間
暴力の正体─排外主義、軍隊、そして企業の利害
狂気を止めた良心─公務員と法律家たちの闘い
日本への警鐘 スパイ防止法という名の「思想統制」
外交と対話の再建に向けて

あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

かっちゃお

0
冒頭、高市内閣がスパイ防止法を含めた中国への戦時態勢を批判しているが違和感を感じずにはいられない。 スパイ活動による国益や人命の損出があると理解されている対応を明確に示す事を、戦時態勢と表現することこそ偏った思想である。 現代はウクライナ問題のように、直接武力による争いからAIを使った争いに切り替わっているのだから、情報の価値が更に上がり対策するのは当然のこと。 守られる立場から多国間で守る国家の形に変わってきている今になぜ違和感を感じるのだろうか。 2026/10/25

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