内容説明
人口減に最適化した社会へ―。GDPを維持し、所得水準を高めていくには、どのような財政が求められるか。少子高齢化が同時進行するなかで、年金制度はどうあるべきか。地球温暖化が進むとき、環境問題はどのように変わっていくのか。
目次
人口減少と日本経済―21世紀における日本経済の行方
理論編(市場経済・公共経済および環境経済―経済の循環構造の拡張;経済規律と財政規律―財政再建は可能か;技術進歩と経済構造―技術進歩の「光」と「影」)
政策編(市場原理の有効性とその限界―サービス化の進展と市場メカニズム;金融危機と日本経済―グローバル化と資本主義体制の行方;所得分配と社会保障―少子高齢化と社会保障;自治と分権―情報化のもとでの文献立国;環境と水田―地球温暖化と環境立国の条件)
国造り編(中間階層の後退と社会の安定・安全―サービス化の進展と富裕層対貧困層の二極化;人口1億人(2050年)に向けての経済運営―適正な人口減少速度の実現を目指して
人口8000万人(世紀末)に向けての国造り―地方主導の国造りを目指す
人口8000万人のもとで進める22世紀の日本経済―誰もが将来に向けて希望を持てる社会の構築)
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