内容説明
市政への向き合い方を変えることが、この国の民主主義を一歩も二歩も前進させる。「市民主体」のまちづくりを進める先進的な自治体を取材し、全国に広がる“市民自治”の思想と実例を紹介。
目次
1 東海地区唯一の行政オンブズマン制度―西尾市行政評価委員会(愛知県)
2 画期的なパブリック・コメント制度―尼崎市「市民意見聴取プロセス」(兵庫県)
3 議会のパブリック・コメント―四日市市議会における議案に対する意見募集(三重県)
4 権利侵害に関係なく市政に異議申立てができる―多治見市是正請求制度(岐阜県)
5 市民が自治基本条例推進のエンジン―新城市「市民自治会議」(愛知県)
6 自分たちのまちは自分たちでつくる―名張市「ゆめづくり地域予算制度」(三重県)
著者等紹介
早川鉦二[ハヤカワショウジ]
1941年、名古屋市生まれ。1965年、九州大学文学部卒業。1967年、京都大学大学院経済学研究科修士課程修了。同年4月から、愛知県立大学外国語学部で教育・研究(財政学・地方自治)に従事。1997年10月より、98年9月までスウェーデン・ウプサラ大学に留学。2007年3月、定年により退職。愛知県立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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