出版社内容情報
平安末期から鎌倉初期の大仏師運慶。奈良での造仏が知られるが、鎌倉幕府と結びついて東国でも活躍の場を広げ、三浦一族ゆかりの寺の造仏にも深く関与した。運慶とその工房が手がけたとされる仏像を中心に、貴重な文化財を新撮影で多数掲載し、鎌倉幕府と三浦一族が残した歴史と文化に迫る。運慶八百年遠忌を記念した、共同特別展の公式図録。
内容説明
平安末期から鎌倉初期の大仏師運慶。奈良での造仏が知られるが、鎌倉幕府と結びついて東国でも活躍した。運慶とその工房作と見られる仏像を多数収め、鎌倉幕府と三浦一族の歴史と文化に迫る。共同特別展の公式図録。
目次
総論 運慶―鎌倉幕府と三浦一族
第1章 運慶以前―東国武士と三浦一族の信仰(乗越遺跡出土瓦;宗元寺跡採集瓦 ほか)
第2章 運慶と三浦一族(不動明王立像(浄楽寺)
昆沙門天立像(浄楽寺) ほか)
第3章 運慶と鎌倉幕府(源頼朝像(称名寺)
言泉集(称名寺) ほか)
第4章 運慶と三浦一族の足跡(釈迦三尊図(浄楽寺)
不動明王立像及び両脇侍立像(常福寺) ほか)