内容説明
故郷から都会へ呼び寄せられた高齢者がたどるその後の人生。
目次
第1章 高齢者に今何が起きているのか
第2章 呼び寄せられた高齢者たち
第3章 なぜ呼び寄せられたのか
第4章 高齢者にとっての孤立問題
第5章 「呼び寄せ高齢者」のその後は
第6章 「呼び寄せ」を成功させた条件とは?
著者等紹介
伊藤シヅ子[イトウシズコ]
1950年京都府亀岡市生まれ。1987年創価大学通信教育部法学部卒業。2003年椙山女学園大学大学院人間関係学研究科修士課程修了。2006年愛知淑徳大学大学院現代社会研究科博士後期課程単位取得満期退学。ヘルパー2級。現在は高齢者生活相談員として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
60
実は郷里の母が4月の初めに交通事故に遭い、1ヶ月半ほど入院。頭を打っていたものの、幸い骨折はなかったので、事故前の生活に回復しつつある。けれど、これを機に車の運転も諦めようという流れに。田舎で車なしの生活は大変なので、いっそのこと近くで暮らしませんか、ということに。本書は、都会に呼び寄せられた高齢者にヒアリングして、呼び寄せがうまくいったケースとうまくいかなかったケースを分類。引っ越し先での生きがいを見つけることと、人間関係の構築がなにより大事とのこと。生きながらえた命。のんびりと有効に使って欲しい。2019/05/28
どら母 学校図書館を考える
1
友人が、田舎のお母さんを呼び寄せたいというので、参考にと借りた。これから増えていく問題。2011/06/11