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知られざる白川郷―床下の焔硝が村をつくった

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  • サイズ A5判/ページ数 62p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784833105422
  • NDC分類 384.3
  • Cコード C0039

内容説明

火薬の原料である焔硝(硝石)生産を中心に白川郷の歴史をわかりやすくまとめた本。

目次

1 白川郷とは?
2 床下でつくられていた火薬原料(焔硝)
3 床下の土は語る
4 焔硝生産と白川村のくらし
5 焔硝生産とリサイクル文明
特別寄稿 和田家と焔硝生産

著者等紹介

馬路泰藏[マジタイゾウ]
1944年三重県生まれ。名古屋大学農学部卒業後、名古屋大学大学院農学研究科修士課程修了。岐阜大学教授、栄養学に関する実験研究、食生活に関する調査研究、食品の機能性成分の研究に従事。農学博士。白川村教育委員会の依頼により、2002年から焔硝土の化学分析をする。焔硝土の分析結果等をもとにした「白川郷における江戸時代の硝石生産技術に関する研究」に対して、2008年に化学史学会論文賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Meistersinger

2
合掌造りで有名な白川郷が江戸時代は焔硝を生産していたという本。人の尿や蚕糞、山草などから窒素分を作り出すというもの。この産業により米の購入が可能だったという。硝石は水溶性なので床下に原材料を埋めて細菌によって製造していた(床下の土の化学分析は歴史学らしくなく面白い)。生産過程は化学的なノウハウの塊だが、この技術が生まれた過程も知りたかった。2020/07/03

ekura

1
専門の研究書の一般向けリライト版。合掌造りの床下は火薬製造所だったというのは、「百姓」の行っていた生業の多様性を再確認させられる。2010/12/05

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