評伝 雉本朗造―地域の知と形成

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 414p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784833105347
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

内容説明

1917年に始まった鳴海小作争議への献身で知られる法学者・雉本朗造。時代と切り結んだ法学精神を体現した“学問と実践の統一者”は、いかなる土壌のもとに育まれたのか。ごく少数の人びとに世紀を超えて語り続けられてきたこの法学者の生涯を、はじめて歴史的・総合的に紹介した評伝。

目次

第1部 地域に刻んだ父祖たちの営み(『尾張名所図会』が描く世界から;あゆち潟を切り拓いた人びと;牛毛・荒井村で才覚を発揮した人びと)
第2部 雉本朗造の生涯(苦境のなかでの誕生;秀逸な才能の片鱗を見せた小学校時代 ほか)
第3部 顕彰と継承―博士の遺徳と争議を語り継ぐ(民訴法学の礎となった論文集;今も受け継がれる銅像祭;博士の墓前に花を手向け続けて;実父の論文集に発奮した俊平青年;「みどりの唄―鳴海小作争議とな雉本朗造博士」に甦る絆)
第4部 資料編(雉本朗造の生涯(年譜)
雉本朗造の学問(研究論文等一覧)
雉本朗造の顕彰と研究の歩み
「永代覚」(雉本家))

著者等紹介

堀崎嘉明[ホリサキヨシアキ]
1942年愛知県半田市生まれ。1965年名古屋大学文学部国史学科卒業。愛知県立高等学校教諭。退職後は、愛知大学講師(2004・5年)を経て、人間環境大学・岐阜経済大学非常勤講師。歴史教育者協議会・東海地方朝鮮通信使研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品