君はトミー・ポルカを聴いたか―小栗上野介と立石斧次郎の「幕末」

君はトミー・ポルカを聴いたか―小栗上野介と立石斧次郎の「幕末」

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  • サイズ B6判/ページ数 255,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784833105187
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0021

内容説明

小栗上野介と少年トミー。ふたりが夢を馳せた“もうひとつの幕末”。万延元年の遣米使節団に加わった一人の少年の活躍と波瀾に満ちた生涯。歴史の激流に埋もれた名も無き人物を掘り起こし、新世紀への希望とヒントを与える試み。

目次

蘭学から英学へ
「太平洋」への関心
ポーハタン号と咸臨丸の日章旗
記憶の「濃度勾配」がゆがみを生む
十六歳の見習通訳
紙の蝶々に嬌声上がる
国務長官主催の大舞踏会
初の日米経済交渉
トリックスターとしての斧次郎
ブロードウェイの大行進〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sarnin512

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真に国を支えるとは何か、その事実の重みに泣けた。2008/11/25

tohoho

0
日米修好通商条約の批准書交換のために、徳川幕府が遣米使節としてアメリカを観てきたことで、小栗忠順は数々の計画を打ち出し、明治新政府に熨斗付きで横須賀造船所を残したが、その江戸を去った小栗を非道に追い込み、新政府がその計画を横取りしているさまを思うと、何とも腹立たしい。トミーこと立石斧次郎の幕府派遣時と十年後、長野桂次郎として新政府の岩倉使節団とのギャップに悲哀を感じる。2020/11/10

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