内容説明
小栗上野介と少年トミー。ふたりが夢を馳せた“もうひとつの幕末”。万延元年の遣米使節団に加わった一人の少年の活躍と波瀾に満ちた生涯。歴史の激流に埋もれた名も無き人物を掘り起こし、新世紀への希望とヒントを与える試み。
目次
蘭学から英学へ
「太平洋」への関心
ポーハタン号と咸臨丸の日章旗
記憶の「濃度勾配」がゆがみを生む
十六歳の見習通訳
紙の蝶々に嬌声上がる
国務長官主催の大舞踏会
初の日米経済交渉
トリックスターとしての斧次郎
ブロードウェイの大行進〔ほか〕
小栗上野介と少年トミー。ふたりが夢を馳せた“もうひとつの幕末”。万延元年の遣米使節団に加わった一人の少年の活躍と波瀾に満ちた生涯。歴史の激流に埋もれた名も無き人物を掘り起こし、新世紀への希望とヒントを与える試み。
蘭学から英学へ
「太平洋」への関心
ポーハタン号と咸臨丸の日章旗
記憶の「濃度勾配」がゆがみを生む
十六歳の見習通訳
紙の蝶々に嬌声上がる
国務長官主催の大舞踏会
初の日米経済交渉
トリックスターとしての斧次郎
ブロードウェイの大行進〔ほか〕