内容説明
「端っこ」と「路地」をキーワードにまち歩き。
目次
第1章 名古屋城下の地形と歴史をさぐる
第2章 熱田の地形と歴史を読み解く
第3章 年魚市潟・鳴海潟をゆく
第4章 東部丘陵と天白川・山崎川をたどる
第5章 庄内川・矢田川と周辺低地をめぐる
第6章 新田開発・干拓の労苦をしのぶ
著者等紹介
伊藤厚史[イトウアツシ]
名古屋市教育委員会生涯学習部文化財保護室学芸員。愛知・名古屋戦争に関する資料館アドバイザー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えすてい
4
名古屋の地形・地質別にエリアの章を分けた構成。名古屋の歴史本は基本的に中区・熱田区・中村区・東区(時折中川区や緑区)ばかりのものが大半だが、あまり表舞台に出てこないその他の区、全16区の歴史スポットが登場する。その殆どが今では寺や神社になったは廃城である。名古屋市内には膨大な数の城があったことが分かる。南区星崎では製塩が盛んだったとは知らなかった。名東区は柴田勝家の生誕地なのは知ってた。現代の道路地図と昔の道や城跡を重ね合わせた地図は読みにくかったりもするが、位置関係把握の面では興味深いところもある。2020/06/22
Ryuji Saito
0
2024年39冊目。2024/08/30