内容説明
廃線跡から地形の変遷、戦争の爪痕、自然災害など、地図に刻まれた名古屋の歴史秘話を紹介。新旧の地図を頼りにまち探索に出かけよう!
目次
1 街の履歴書(名古屋城(城下町のシンボル)
熱田(計画を忘れた街)
名古屋駅(中央駅の立地)
千種駅(通過する人々)
築地口(変わりゆく港の街) ほか)
2 地図を歩く(廃線をたどって;消えた建物・場所;地形をさぐる;戦争遺跡に触れる;名古屋を襲った自然災害)
著者等紹介
溝口常俊[ミゾグチツネトシ]
名古屋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tenouji
11
名古屋の街の事は、ほとんど知らないが、熱田、大須や中村あたりを実際に行ってみて、読むと、非常に面白かった。熱田神宮周辺は衰退し、大須は今も大賑わい。「大名古屋」って名称は、大日本と同じで、いつの時代も視野を広げて覇権を進めたい、って気持ちがこめられていて、それが日本なんだなぁw。2022/02/23
Jimmy
2
会社の同僚の机の上で立ち読みして面白そうだったので購入しました。結構記載内容がしっかりしていて期待していたのですが、私の興味の方向とは若干違っていて残念。ある地域の歴史を紹介した後に、地下鉄の駅などをスタートに現在の街をさんぽして歴史を辿る、なんてまさに私の趣味ぴったりのはずだったんですが、辿って見つけるものがあんまり興味の無いものだったと言うことで、面白くなかったのはこの本のせいではなくて、私の趣味が余りに狭い、って事を認識・反省しました。2018/11/22
Ryuji Saito
1
2019年4冊目2019/01/06