内容説明
生涯に１２万体という仏像を彫ったといわれる江戸時代の遊行僧・円空。現存が確認されている約５２００体のうち９０％以上が遺る東海地方を訪ね、荒削りのなかに深い精神性が宿る円空仏の魅力を写真で紹介する。最新の円空仏所在データと、拝観可能な寺院・資料館の案内も収録。
目次
拝観が可能な寺院・資料館
おもな円空仏の所在分布
円空の微笑みに導かれて
愛知の円空仏
岐阜の円空仏
三重の円空仏
円空の造詣の秘密
著者等紹介
長谷川公茂［ハセガワマサシゲ］
１９３３年、愛知県に生まれる。円空学会理事長。愛知県文化財指導委員。江南市文化財保護審議会委員長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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壹玖
1
もう一度図書館から借りてきて読み観る。心を落ち着けてじっくりゆっくり観ると、何度でも新鮮なものが感じ取れて、頭の中でほとけ彫りが疑似的に再現されていく。木を観て何がおわすか感じる心を養える気がする。円空仏は本当に奥が深いと思う。若い頃にはまったく解らなかったところに足を踏み入れている気がしてくる。2022/06/20
