出版社内容情報
時間外労働時間について、過去の重要判例の流れ及び主要な学説の分析を行い、時間外労働が問題になる場面を類型化し、裁判所の判断の傾向・判断基準、立証方法を明らかにする。第2版では副業・兼業における労働時間の通算方法や管理モデルについての解説を新たに収録。
未払賃金請求訴訟や労災保険審査請求にかかわる法律実務家待望の決定版。
「時間外労働時間の算定や認定」に特化し、訴訟で問題になる場面を類型化させたうえで、過去の重要判例の流れとその分析、主要な学説の分析によって、裁判所の時間外労働時間の認定における判断の傾向・判断基準・射程、立証方法を明らかにする唯一の書である。
第1編では、時間外労働時間についての前提理解として必須である一般理論(重要最判や主要学説)を通観し、第2編では、労働時間性が問題となる場面を取り上げて、訴訟実務の指針を提示する。
内容説明
時間外労働時間の類型別判断基準と立証方法を解き明かした唯一の書。副業・兼業における労働時間の通算や管理モデルについての解説を新たに収録。
目次
第1編 時間外労働時間の理論(労働時間の定義;労働時間の法規制;労働時間の管理;副業・兼業)
第2編 時間外労働時間の訴訟実務(労働時間の意義と具体的適用;実労働時間の立証)
著者等紹介
井上繁規[イノウエシゲキ]
昭和50年裁判官任官。令和4年4月厚生労働省・東京労働局・労災法務専門員(東京労働局長委嘱)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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