内容説明
前田家・浅野家をはじめ、徳川将軍家、尾張徳川家、公家の九条家、八条宮家との間に結ばれた婚姻関係などを中心に、満姫をとりまく人物を系図に織り込みながら、当時としては大変な長命だった加賀百万石の姫の生涯を振り返る。
目次
第1章 誕生から輿入れまで(母珠姫との別れ;寿福院のいる江戸へ;兄光高に大姫が嫁ぐ ほか)
第2章 浅野家の成り立ち(秀吉の義兄だった長政;謀略に利家が救いの手;秀吉、家康に仕えた幸長 ほか)
第3章 満姫「加賀御前」の事績(長男岩松の誕生;次男松千代を養子に;妹富姫が八条宮家に嫁ぐ ほか)
著者等紹介
野村昭子[ノムラアキコ]
昭和8(1933)年2月、金沢市生まれ。平成7(1995)年に「浅井長政の実弟・大文字屋の研究」で第20回郷土史研究賞優秀論文(新人物往来社)に入選。石川郷土史学会副会長、全国歴史研究会北陸地区事務局長、なみの会代表、ノスタルジア金沢代表。日本文芸家クラブ会員。平成13(2001)年金沢市文化活動賞受賞、平成25年北國風雪賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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島中
3
★★★☆☆ 家系図にハマってた大学時代を思い出す(笑)2017/12/09
麻琴
1
加賀百万石前田家三代利常と二代将軍秀忠の次女珠姫の娘で、広島藩浅野家に嫁いだ満姫の生涯を記録や系図を元にまとめられたもの。(小説ではない)満姫の祖母は大河ドラマにもなった江、曾祖母はお市の方と大変有名で本を読んだりドラマ等で見ているし、珠姫を取り上げた作品も読んだことがあったのでその子孫の人生にも興味があり購入。全体的には徳川家、前田家、浅野家が度重なる婚姻でこれほど密接に繋がっていたのかと大変驚き興味深く面白かった。ただ、何カ所か親族関係の説明が明らかにおかしな所が。(コメント欄に続く)2015/12/04
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