内容説明
できないことはすぐあきらめる「再生力」、KY(空気を読めない)だから真実が言える「友だち力」、原因は人のせいにする「言い訳力」、生まれつきのことで悩まない「居直り力」、反省はするけど、しすぎない「反発力」。最後に勝つのはがんばらない人生。
目次
第1章 再生力
第2章 想像力
第3章 友だち力
第4章 優しさ力
第5章 感動力
第6章 言い訳力
第7章 居直り力
第8章 反発力
第9章 開運力
著者等紹介
横山泰行[ヨコヤマヤスユキ]
1942(昭和17)年岐阜県生まれ。東京教育大体育学部卒。73年にフルブライト交換留学生としてペンシルベニア州立大に留学。76年東大大学院教育研究科博士課程単位取得退学。富山大名誉教授(教育学博士)。専攻は生涯スポーツ論。99年にドラえもん学を提唱し、ホームページ「ドラえもん学コロキアム」を開設、2004年には高岡市中央図書館に収集した全作品を寄贈し、全国初の「ドラえもん文庫」を設立した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アイアイ
10
頼りないけど、ここぞと言う時はそばにいてくれる優しい奴。あなたののび太度チェックでは以外に当てはまっていませんでした(笑)映画や漫画でドラえもんより登場回数やセリフが多く、変わらない人気を誇るのび太は、藤子・F・不二雄先生の分身として描かれていたんですね。大人になっても共感してしまう部分があり、今ものび太大好きです!▷図書館2015/02/27
Humbaba
8
順番に並べれば、誰かは必ず最下位となる。頑張って上に行くというのもひとつの判断だが、あえてそこにとどまって他の人を押し上げることも一つの手といえる。それは自分を甘やかすだけかもしれないが、自覚してそうすればあまり自己卑下をしないで生きていけるだろう。2013/08/20
ようちゃ
6
漫画ドラえもんの主人公、のびのび太は、藤子不二雄先生の子どもの頃の自画像であるらしい。そんなのび太が持っているだろうと思われる様々な力(生き方)を、各エピソードから抜き出し、著者なりの考え方で紹介している。筆者は、隣県にある富山大学の名誉教授で、ドラえもん学を提唱しているユニークな方。自己啓発的な本で、このシーンでこんなことを思いつくの?と驚きと強引さを感じてしまう。「ふうん」と思えることも多いが、のび太を見る目が少し変わるかもしれない(笑)。のび太は何度も立ち上がる強さと、のんびり生きる豊かさがある。2013/09/11
ヒラP@ehon.gohon
3
この本を読んで、のび太って結構逞しく、打たれ強い人間だと感じました。そして、結構自分にものび太的要素があることにナットク。 あまり息づまるような生き方は、自分をちび太にするだけです。 それにしても横山先生、ドラえもんシリーズの漫画から切り取ってセリフの取集と分析、ミゴト。 人生をプラス思考で読める本です。2013/09/09
なつき
2
のび太ってスゴいんです。のび太度チェックしてみましょう(*^_^*)私は40点でした(60満点中)。う~ん。一緒に調べた先生は30点…。…のび太度高い!って笑われました。。。プラス思考でいきましょう。2016/05/17