加賀藩の伝承文芸―愛と哀しみの万華鏡

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  • サイズ A5判/ページ数 260p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784833016902
  • NDC分類 388.143
  • Cコード C0039

内容説明

浦島伝説に飴買い幽霊も、物語に映る、昔人の面影。

目次

序章 加賀・能登の風土と気質
第1章 加賀藩の伝承文芸の世界(加賀藩士浅加久敬と『三日月の日記』―国学者の旅;豪姫伝承の謎―加賀藩の記録とその伝承;寿福院をめぐる在地の異伝承―『庸夫俚談』とその周辺;加賀・能登を舞台とした能;加賀藩士佐久間寛台と『謡言粗志』 ほか)
第2章 口承文芸(昔話・伝説)の世界(近世加賀の浦島伝説異聞―石の木由来の伝承をめぐって;浄土宗法船寺の「鼠退治」譚とその周辺;能登の蟹報恩譚の伝承と展開―笠原の蟹をめぐって;伝説探訪―加賀・能登の義経伝説;北陸義経伝説の謎―記念講演から ほか)

著者等紹介

藤島秀隆[フジシマヒデタカ]
昭和10年(1935)、東京都千代田区生まれ。國學院大學大学院文学研究科修士課程修了。金沢工業大学教授、放送大学客員教授、金沢大学非常勤講師、金沢市史専門委員等を歴任。現在、金沢工業大学名誉教授、金沢芸術創造財団・金沢能楽美術館館長、加能民俗の会会長。石川県文芸協会監事。専門分野は中世日本文学および伝承文芸(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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