目次
研究目標と本書の構成
第1部 待遇表現形式の使用/不使用における文体の調整と語用論的発話効果(聞き手待遇の実現要素;状況的要素と聞き手待遇表現;ストラテジーと聞き手待遇表現;「聞き手」をどう捉えるか;待遇レベルのシフトにおける場面の柔軟性;ネオ敬語の「(ッ)ス」の語用論的機能)
第2部 対人関係コミュニケーションにおける言語配慮行動(断り表現の語用論的選択メカニズムに見る配慮行動;伝聞表現の間接性と対人関係的発話効果;配慮表現としての「言いさし文」の語用論的機能;話者交替における発話末形式「みたいな」の語用論的特徴;全体のまとめと今後の課題)
著者等紹介
呉泰均[オテギュン]
1980年生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。専門は、言語学(語用論、日本語学など)。日韓対照言語行動、対人関係コミュニケーション、若者ことば、敬語行動などを研究。現在、北海道大学大学院文学研究院言語科学研究室専門研究員。北海道大学文学部、北海道教育大学、北海学園大学人文学部、北星学園大学、札幌学院大学、札幌国際大学、酪農学園大学にて非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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