内容説明
研究者・ジャーナリストが集い、日本の領土・国境問題を熱く議論。社会に蔓延する思い込みと幻想を撃つ。
目次
第1章 「領土の罠」をどう乗り越えるか(政治地理学から見た領土論の罠;竹島問題で海域が見えないことの罠 ほか)
第2章 「領土問題」―ジャーナリズムの責任を問う(領土を論ずるスリルと怖さ;座談会・領土問題と向き合う)
第3章 歴史を時代に即して理解する(安倍・プーチン首脳会談;イルクーツク会談再評価の危うさ ほか)
第4章 「領土ナショナリズム」と闘う(「生活圏」のリアリティ;日台漁業取決めと馬英九「東シナ海平和イニシアチブ」 ほか)
第5章 「売国奴」からのメッセージ(大国主義化する中国に物申す;大国主義の来歴を問う ほか)
著者等紹介
岩下明裕[イワシタアキヒロ]
北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授。専門分野はボーダースタディーズ(境界研究・国境学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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