出版社内容情報
【目次】
内容説明
ネットロア、学校の怪談、心霊スポット、実話怪談…。商品化、町おこし、地域学習、コロナ禍…。都市にうごめき、経済に組み込まれ、ネット空間にも出没する―。これからの研究に不可欠な論考を集成した特選アンソロジー!
目次
総論 現代を生きる怪異・妖怪
1 現代の怪異・妖怪論(学校の怪談におけるトイレの怪異―昭和から平成を中心として;「名付け」と「知識」の妖怪現象―ケサランパサランあるいはテンサラバサラの一九七〇年代;幽霊の変容・都市の変貌―民俗学的近・現代研究に向けての試論;「夜」に対する人間の恐怖と好奇心―日本における心霊スポットとゴーストツーリズムの事例)
2 ネットロア―怪異・妖怪の主戦場としてのインターネット・SNS(ネット怪談「くねくね」考―世間話の電承について;ネット社会における実況系ネットロアの伝播と活用―「口裂け女」と「きさらぎ駅」の比較から;疑似的な声の非人間的転回試論―ある「怖い話」の発生と流行にみる〈電承〉)
3 妖怪と経済(妖怪町おこしにおける妖怪文化の創造―広島県三次市を中心に;妖怪の再創造と現代的活用―教材としての可能性に着目して;妖怪/フィギュア論;予言する幻獣―アマビコを中心に;しづかアマビエの展開―長野県松本市での実践について)
著者等紹介
小松和彦[コマツカズヒコ]
国際日本文化研究センター名誉教授。専門は文化人類学、民俗学。長年、日本の怪異・妖怪研究を牽引してきた
飯倉義之[イイクラヨシユキ]
國學院大學文学部教授。専門は口承文芸学、民俗学、現代民俗。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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