目次
第1章 日本の中小工業と商工組合中央金庫の創設(第一次大戦期から大正末年における中小工業問題の発展とその施策;金融恐慌から昭和恐慌における中小工業問題の深刻化とそれへの対応;金輸出再禁止後の中小工業問題の社会・政治問題化とその政策の進展)
第2章 イギリスの中小企業と商工金融会社(ICFC)の創設(第一次大戦前における中小企業とその金融;両大戦間期における中小企業とその金融;雇用政策と商工金融会社(ICFC)の創設)
第3章 アメリカの中小企業と中小企業庁(SBA)の創設(大不況期における中小企業とそれへの金融施策;戦時経済体制下における中小企業と中小企業金融政策;第二次大戦後の中小企業の金融問題と中小企業庁(SBA)の創設)
第4章 ドイツの中小企業とその金融の特質(ワイマール期の中小企業とその金融問題;ドイツにおける中小企業金融機関の成立と発展;相対的安定期におけるベルリン大銀行と貯蓄金庫の中小企業金融)
終章 日・英・米・独の政府系中小企業金融機関の創設の理由(日本の商工組合中央金庫;イギリスの商工金融会社(ICFC)
アメリカの中小企業庁(SBA)
ドイツの復興金融公庫(KfW))
著者等紹介
三好元[ミヨシハジメ]
1957年福岡県福岡市に生まれる。1987年西南学院大学大学院経営学研究科博士後期課程(単位取得)。1992年~現在、札幌学院大学商学部(2009年4月より、経営学部会計ファイナンス学科)。担当科目、地域金融論、中小企業論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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