アジア開発最前線の労働市場

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  • サイズ A5判/ページ数 313p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784832963412
  • NDC分類 366.22
  • Cコード C3033

内容説明

本書は、『開発と労働―スハルト体制期のインドネシア』(日本評論社、2001年)の続編を成すものであり、前著の一国分析を踏まえてアジア労働市場の国際比較をテーマとしている。分析対象は、1990年代以降にアジアの開発拠点となっている地域・業種の労働市場であり、いわば「開発最前線」の労働市場を俎上に載せて、21世紀アジア経済の展望を労働市場論の視点から照射することも狙いとしている。

目次

アジア国際分業と労働市場研究の課題
中国の労働市場(上海市の事例分析;浙江省の事例分析)
マレーシアの労働市場―クアラルンプル首都圏の事例分析
インドネシアの労働市場―ジャカルタ首都圏の事例分析
台湾の労働市場―台北首都圏の事例分析
ベトナムの労働市場―ホーチミン都市圏の事例分析
シンガポールの労働市場―「成長の三角地帯」の事例分析
開発最前線におけるアジア労働市場の国際比較

著者等紹介

宮本謙介[ミヤモトケンスケ]
1949年兵庫県神戸市生まれ。1981年一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。1987年北海道大学経済学部・助教授。1991年インドネシア科学院・客員研究員。1992年社会学博士。現在、北海道大学大学院経済学研究科・教授
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