内容説明
労働市場が企業内部に包摂されてゆくシステムを「雇用官僚制」という新しい概念で把握。その過程を推進した経営者・労働組合・社会運動家等のさまざまの志向と対抗関係を歴史的に追究、当時の雑誌や大会議事録等を用い,労使関係や社会福祉運動を含む広い背景から、内部労働市場の形成過程をいきいきと描写している。
目次
雇用慣行の日米比較―日本語版読者への序文
第1章 それが以前のやり方だった―1915年までの工場労働
第2章 体系的管理と福利厚生事業
第3章 職業指導
第4章 諸問題、問題解決者、新しい専門職業
第5章 危機と変化、第一次大戦期
第6章 異相の1920年代
第7章 大恐慌への対応
第8章 もうひとつの大転換―1936―45年
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