内容説明
サニテーションが及ぼす健康影響を個人の身体および精神・心理的側面から社会的側面まで立体的に描き出し、場の質の改善を通じて間接的・公共的に健康を実現する方策について、医学・保健学から工学におよぶ多彩な論者が迫る。
目次
序章 サニテーションの健康における意味・意義
第1部 サニテーションに関わる健康影響(し尿由来の病原性微生物と感染症;サニテーションと身体的健康;サニテーションと下痢;サニテーションと精神的健康)
第2部 サニテーションによる健康管理(サニテーションによる感染症制御の役割とリスクの移転;下痢のリスクマネジメント;サニテーションをとりまく非常時の生活)
技術集 下痢のリスクマネジメントのためのし尿処理技術
終章 将来のサニテーションと健康
著者等紹介
原田英典[ハラダヒデノリ]
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科准教授。専門:環境工学
山内太郎[ヤマウチタロウ]
北海道大学大学院保健科学研究院教授。専門:人類生態学、国際保健学、栄養人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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