内容説明
牧野が遺した歴史的に貴重な「万葉植物図」全110枚を完全収録!!晩年、牧野富太郎には、やり遂げたいと強く願う仕事があった。その一つが『万葉植物図譜』だった。牧野の膨大な遺品の中には、その仕事の構想の一端をうかがわせる資料が残っていた。牧野自身が「万葉植物図」と朱書きした一枚の紙片と共に発見された110枚余りの植物画、万葉集に登場する植物の名前を列記した「万葉植物目録」と題した原稿用紙、さらに「をみなへし」の原稿には、生息地や分布、葉や花の特徴、漢名や和名の由来等の解説の他に、最後にオミナエシを詠んだ万葉歌が13首並んでいた―。草木を愛し、ともに生きた牧野と、植物を身近に感じ歌に詠み込んだ万葉歌人たちの思いには、相通じるものがあったのである。
目次
牧野富太郎と万葉集(田中純子)
牧野富太郎が愛した万葉植物 図鑑の部(あかね;あきのか;あさ;あさがほ;あし ほか)
牧野富太郎と植物画家(田中純子)
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