目次
昆虫の発音によるコミュニケーション(序論)
1 昆虫の発音の多様性(鳴き声の音声分析を応用したエゾゼミ類の京都府内生息分布調査;多様なセミの多様な発音;コウチュウ類の摩擦音:カシノナガキクイムシの求愛行動 ほか)
2 鳴く虫類の発音の多様性と進化(バッタはなぜ鳴く虫に「回帰」したのか?―鳴く虫の起源と進化;コオロギの鳴き声の進化プロセス―エンマコオロギ類の呼び鳴き(calling song)を中心に
日本産キリギリス科の発音 ほか)
3 振動や超音波による信号や交信(カワゲラ類における振動信号の役割;ウンカ類における基質振動によるコミュニケーション;キジラミ類の配偶行動における振動信号 ほか)
4 本書に掲載された「発音昆虫」一覧(索引)
著者等紹介
宮武頼夫[ミヤタケヨリオ]
橿原市昆虫館友の会・元大阪市立自然史博物館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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