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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
古槍新垢
7
誰がどう見ても瀬谷は悪女だと思うのだが、それをさらっと描いてる感じが仙石センセのおっとろしいとこですわ。この人のは短編集として纏まるとトータルでアンニュイになる。梅雨時が更にその効果を高めた。読んだあとはふて寝したくなるので、読むのは休日と決めている。表題作で気だるくなった身体が後の小粋な短編でリカバーできず、巻末でトドメ。その短編でも時々ぶん殴られるから油断できない。うなじの優しい雰囲気、ハルハル卒業の最後のセリフが直撃。ブチ切れ桃子さんで締めてくれれば幸せな気分で就寝できたのに……ふて寝じゃふて寝!2012/06/17
クライン
5
「女同士だなんて怖くなったの・・・」帯のセリフが仙石ワールドへの誘い文句。でも今回は百合は舞台の袖で、ヒロインの瀬谷さんは何も知らずに告ってきた矢川くんと恋を始めようとします。何か思春期の少女にありがちな(と想像するのですが)行ったり来たりな、掴まえてないと風に流されてしまいそうな揺らぎ具合が、遥か昔に矢川くんだった頃を思い出させてくれて。相変わらず涙が効果的、瀬谷さんの髪型すごく好きです。「その未来に花」は何故か両方の視点でグっと来るものが。「僕と君と」カメの癖にかっこいい!桃子さん逢えて嬉しかったよ。2013/07/27
hazama
5
仙石好きだぁぁぁ! 瀬谷さん小悪魔、矢川天使。先輩がちょっと嫌だ。あれで女の子を好きになれないとか言わないで欲しい。亀と勇者は誰がなんと言おうとBLだと思います。少し絵が粗くなっているのが残念。2012/06/09
すずちう
5
やっぱり仙石寛子先生は天才。こんなに削ぎ落とされてるのに、必要なものがすべてある。2012/06/08
オジャオジャ
4
相変わらずの儚い雰囲気が素敵。桜の頃 あなたはが好き。2016/04/28