まんがタイムＫＲコミックス 「新約」魔法少女おりこ☆マギカｓａｄｎｅｓｓ ｐｒａｙｅｒ 〈３〉

ムラ黒江/Ｍａｇｉｃａ Ｑｕａｒｔｅｔ

芳文社（2016/12発売）

• サイズ コミック判／ページ数 159p
• 商品コード 9784832247802
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

Ｍａｇｉｃａ　Ｑｕａｒｔｅｔ［マギカ カルテット］

ムラ黒江［ムラクロエ］

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[in medio tutissimus ibis.]

補導されちゃいそうなマミさん可愛い。そして緒莉子救われないすぎる……。だいたい自業自得なのがまたね。なんでそんなところだけ思い切りがいいの、って所は非常にほむほむに似ているのに、イマイチ悪魔にはなれなさそうな弱さがチャームポイントですね。悪魔といえばキリカが星新一のSS的な意味での悪魔に近いというか無自覚に全力で堕落させにかかっている。そこら辺は若干まどかっぽくもあり。キリカの発想はもともとずれてる上にどんどんぶっ壊れてきてるので参考程度だけれど、結局お父様真っ黒なん？　政治の暗黒面に飲まれてしまったのか

2016/12/16

[腰ナス]

おりこの過去にも焦点が当てられていく。強さと弱さが共存している、というより弱さを補うために強さという殻を纏っているかのような態度の理由が判明していくのは最高。終わりに向けて、最初の二巻に近い時系列まで追いついてきた

2017/12/23

[ぬ（ぬ）]

マギレコの愛用キャラがキリカになりそうなので、久々に読み進める。織莉子の葛藤やキリカとの関係性の変移なんかが丹念に描写され、無印版に比べて話の厚みがだいぶ増してきた感。数少ない大人視点である叔父さんのキャラも何気に重要性高いような印象…と言うか、ある意味本編におけるまどかママや先生と同様のポジだったりするのかもね、この人。さすがにここから無印版同様のノーフューチャーな顛末を辿るのは切な過ぎるので、ラストで何かしらの救いは欲しいところ。

2017/08/26