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内容説明
「俺を弟子にしてくれ!」「結婚するならシュリ…」「シュリを引き取る!」―その人柄と料理の腕前に、男女問わず、身分関係なく引く手数多の傭兵団の料理番・シュリ。人を魅了するその力は、ついに国家間の争奪戦を引き起こす事態に。ニュービストのテビス姫、アズマ連邦のトゥリヌ、オリトルのミトス、アルトゥーリアのフルブニル―。四か国の王族が繰り広げる、シュリを賭けた綱引きの行方は?一方、剣鬼クウガの耳には、穏やかではない情報が入る。「異形の怪物」「賢人魔法」…心ザワつくワードの意味とは?そして、今、戦乱の世が大きく動き出そうとしていた―。
著者等紹介
川井昂[カワイコウ]
『傭兵団の料理番』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
11
ガングレイブ傭兵団がいよいよ根を下ろすのか?と、ちょっと戸惑った展開。…いや、めでたいことです。彼らの宿願であったしね。ここからまた、新たな展開に進んでゆくのでしょう、楽しみです。2021/11/05
真白優樹
6
シュリを巡り四か国が火花を散らす争奪戦が巻き起こる中、戦乱の世に一つの国が生まれる今巻。―――ここが歴史の分水嶺。ここより確かに何かが始まる。 シュリを巡り、今まで傭兵団の仲間達と共に巡ってきた国の間で争奪戦が巻き起こる今巻。簡単にまとめると、前巻までの流れの最後の後始末と一時の平和といった感じの巻であるが、ある国の成立と不穏な単語の浮上により、新たな章への扉が開かれる巻である。何か不穏な予感が忍び寄ってくる中、シュリと傭兵団の道は果たして、戦乱の中を何処へ進むのか。 次巻も勿論楽しみである。2020/08/06
niz001
3
テビス姫の暗躍で予想してたより揉めなかった。シュリにとっても傭兵団にとっても良い落とし所になったのでは。ちょっと異質な感じのネタフリをしつつ次巻へ。2020/08/06
スカーレット
2
テビス姫中心の4ヵ国が暗躍?政治的な思惑の絡んだやり取りがメインでした。結局どこもシュリが欲しいとねぇ。。。2020/09/13
むさ
0
待ってましたテビス姫!さらにはこれまで交流を結んできた各国の重鎮達が勢揃い!やっぱテビス姫がいると展開が加速するな。人は動いてないのに話の流れは怒涛の一言。好きなんだよなぁ。 そして次巻からは言うなれば第2部開始みたいな形。さらに楽しみだ。2020/08/07
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