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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どんぶり
17
現実が嫌で起きたくない人が迷い込む夢の中の世界「夜森の国」。こういう内容の作品だから終わりはよめるんだけど、どんどん起きていく住人たちの姿を見ていたら、嬉しいような悲しいような何とも言えない気持ちになってしまいました。起きるってことは現実の世界に前向きに向き合う決心がついたってことだから良いことなんだけど、この世界で出会った人達にもう会えないかもしれないと思うと寂しいものですね…。赤衣と王子の最後(?)が良かった(^^)ソラニの過去と本名もわかったし、昼森のいざこざも解決できてほっと安心。私は屑持が好き♪2014/04/05
福餅
9
完結。前巻にも増してカラーの色使いや雰囲気がすごく魅力的です。最終巻だけあって今まで以上に仲のよい掛け合いが楽しい分、現実の話やこれからといった場面も多くて切ない…。赤衣と王子、昼森と夜森、ソラニの話はそれぞれの“色”があってとても良かったです。辛いと感じる事も傷付く理由も人それぞれ。でも現実と向き合う事も逃げる事も否定せずに受け入れてくれる夜森の国で、笑ったり泣いたりして暮らす中で彼女達が気付いたささやかだけど大切なその“想い”が優しく、痛みを含みつつも不思議と清々しい読後感の素敵な夜の国の物語でした。2014/04/20
いーた
4
まさかの完結。四巻くらいは続くと思ってた。 はりかもさんの絵は見てておちつきます。漫画の途中にあるカラーイラストがどれも素敵です。 次の作品も楽しみでs2014/01/07
眞墨
4
夜の夢は現実から逃げるためのものだけではなく、自分を癒すためのものでもあるのです。しかも「住人」として他の人と癒し合えるのが素敵な話。夜森と昼森の和解や赤衣と王子の…(伏せてみた(笑))が泣けるほど嬉しかった。ソラニのは悲しいけど、頑張ってほしい! そんな完結巻。追記:「きれい……!」のあの見開きが、カラーでなくて残念なような、白黒で読み手の想像力で自由に色をつけることを挑まれているような…(笑)2014/01/03
もみっち☆
4
赤衣がかつてなく可愛い。これで終わりというのは少し寂しいけど、いい終わりだと思った。思えば本誌の表紙絵をたまたま目にしたから買った本だったけど、良い縁だった。2013/12/26
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