出版社内容情報
板場広志[イタバヒロシ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nishiyan
7
不可解な言葉とともにプロポーズを断られた治。失意の帰り道、事故に遭った彼は気が付くと高校時代に戻っていて…というタイムリープもの。彼女の名前が思い出せないものの、失恋時の言葉などの断片的な記憶を頼りに懸命に探すと、彼女は美蒼・美紅という双子でと、単純な人生やり直し譚でないところは興味深い。その上、治自身の高校時代の記憶が曖昧という設定も活かされており、双子と交流を始めた彼の行動にクラスメイトらが化学反応を起こす様も面白い。双子の周囲も変化が起こり始めたのも気になるところ。次巻が楽しみ。2023/03/27
乗合自転車
2
失恋したかと思ったら高校時代にタイムリープ。しかも意中だった娘は双子だった。どちらが前世?で結ばれなかった相手だったのか不明なまま話は進む。果たして宿願は果たせるのか…2022/08/16
ひいろ
1
このタイムスリップ年数経過でしか元に戻れないのでは説。2023/06/28
うーよー
0
美紅、美蒼のどちらかが彼女の過去の姿というテイで始まったけれど、板場さんは話づくりが上手いから、そうとは限らない。例えば今描かれている高校時代が過去とは限らない。パラレルワールドかもしれない。美紅と美蒼が双子では無く1人の世界があって、それが冒頭の世界の過去なのかもしれない。それから、まだ名前も出てこないポニテ黒髪の同級生が優里ちゃんに似ていて気になる。もしかすると彼女が未来の彼女かもしれない。治が双子に想いを寄せていたと思っていた彼女が未来の世界で容姿を寄せていた可能性だってありうる。2023/12/23
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