出版社内容情報
市川ヒロシ[イチカワヒロシ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
8
平日昼間から居酒屋に入って、酒と肴を楽しむもカップル登場で心がざわざわと騒ぎ、1人旅で訪れたタイのバンコクで強い孤独を覚え、大学を出たての頃に知った煮込みライスの変わらなさと、自分の周囲の変化に郷愁を覚える・・・絶ピン、逸ピン、ピン(ひとり)を味わう至福ゴハン。2017/05/07
ひーと
7
★1 とてつもなく面白くなかった2017/07/11
pandakopanda
4
どんぶり委員長の作者、市川ヒロシさんのコミックエッセイ。パパッとあるもので料理を作れるのはステキ。出てくる料理は簡単に作れて美味しそうなものばかりなんだけど、けっこうこじらせてますね(´Д` )2017/03/28
チョコろん
3
【再読】大葉鍋の肉団子のレシピを見たくて再読。「手際いいなー」と作者は自画自賛しているが、本当にその通り。さらに作業工程も端的で分かりやすいという……。それぞれが単純作業でできあがる料理ではないのに、再現性の高さを望めるのがポイント高いです。食材を見ただけで美味しそうな組み合わせを思いつくのはセンスがいいし、漫画家なだけあって色合いまで気を遣っててすごい。見た目も味も期待できるレシピが多くてとても良い。反面、プライベートパートは寂寥感が音を立てて迫ってくるような圧迫感がある。そこまで自虐に走らんでも……。2020/04/30
チョコろん
2
孤独で食べ物好きの料理上手な著者は、今日もこじらせながら一人飯を楽しんでいる。---『ひとりぼっちだけど…』と似ているものの、撮影者の心理描写を抜いて100%料理と向き合っているのが魅力的な本作。外食1割、自炊9割で、端々から食べ物への愛が感じられるのが良いです。在りモノで料理する際も、即座にバランスを考えて食材をチョイスできるあたり、食べなれているし、調理しなれているのが伺える。しかし、作風は明るくない。その徹底した自虐をどう取るかは、好みが分かれる気がするな。結婚していたという事実にびっくりした。2017/04/18