感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
57
仁兵衛と五匹(?)のネコマタたちの暮らしにも、四季は通り過ぎて往く。同心・寺島さまの犬嫌いの訳。武家としての覚悟と優しさ故の悲しい過去。やっぱりこの人は良い人だ。母猫が家族に加わり、賑やかな日々が続く。一軒に一匹が原則のネコマタだが、見かけは怖いが優しさに満ちた仁兵衛のところにはネコマタが集まってくるのかな。2021/06/21
せ〜ちゃん
33
★★★★★ ねこまた達の1年が読めますね♪ 今回も途中ほろっとくるお話もあり。 仁兵衛さんや家を守るのに一生懸命なねこまたが可愛くって可愛くって、本当に癒されるお話です。 家の掃除でもしようかな~って気になります!2015/04/05
しましまこ
29
可愛いだけじゃない。哀しみも優しさもある癒し本。2015/03/29
那義乱丸
27
移りゆく季節を通して四季折々のねこまたたちの様子が描かれ、その謎の生態が少しずつ明らかに。夏は冷たく冬は暖かく…ではなく、冬も冷たいねこまただけど、家人の幸せのみを願う彼らの純粋無垢な想いはとても温かい。仁兵衛の家に憑くカラフルねこまたたちと仁兵衛に憑く黒ねこまたの、仁兵衛とのやりとりが可笑しく微笑ましく、心がほっこり癒された。野良猫の子育てエピ、寺島の犬に関する過去編、そして少年時代の仁兵衛と黒ねこまたのお話では涙がこぼれた。優しい気持ちになれるお話は心の栄養になる。帯裏漫画も可愛かった♪2015/05/04
瀧ながれ
27
猫の話と犬の話が切なかったなあ。最後に犬と目があったときの、寺島さまの笑顔に、ほっとしました。仁兵衛さまの家は、ねこまた多いよねと思ってたけど、そういう理由があったのか。また一巻を読むときには、白黒ちゃんがいちばんということを気にしておこうと思います♪2015/03/17
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