出版社内容情報
ついに供出が始まり、世の圧に追い詰められ、チャペを差し出してしまったたまさん。だが、後悔と罪悪感からすぐチャペを取り戻そうとするが…。一方、地獄の沖縄戦の只中にいる史郎は、生きて家族と再会することができるのか…?そして終戦が近づく中、函館にも空襲の嵐が迫る…。「命の供出」を巡る物語、感動の最終巻――!!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ムーミン2号
6
1巻を少し前に読んで、しんどいテーマだなぁと続巻を求めずにいたのだけど、4月刊の第4巻で終了と知って最後まで読むことにした。北海道の生活に不慣れなたまさんの心の友がチャペという猫なんだけど、その猫まで(犬も)「供出」せよとの命令(寒冷地の兵隊さんの防寒着とするため)。お国のためとはいえ、食料事情が厳しすぎる状況とはいえ、あまりにも理不尽な、などと思うのは令和の時代に生きているからだろうか? そうとばかりは言えないとも思うが、あの時代にどっぷりと染まっていればそれを是としてしまうかも知れない。2026/04/18




