- ホーム
- > 和書
- > 教養
- > ノンフィクション
- > ノンフィクションその他
内容説明
甲子園0勝7敗―。部員14人でリスタートした岩手の弱小私立校を全国区に育てながら、憧れの舞台では一度も勝てずじまい。しかし、負け続けたからこそわかったことがある!今や東北の雄の一つに挙げられる“モリフ”の礎を築いた男が、泣いて笑った18年を大公開。「生徒指導」や「子供の育て方」に悩む人たちへのメッセージが詰まった一冊。
目次
第1章 舞い上がる
第2章 よそゆきを着る
第3章 自信と紙一重の慢心
第4章 守備の崩壊
第5章 ひと言足りない
第6章 選手を育てきれない
第7章 新たな道で
著者等紹介
澤田真一[サワダシンイチ]
1965年5月1日、岩手県釜石市出身。釜石北、東北福祉大では外野手。大学では選手会長も任された。卒業後に三沢(青森)でコーチ、89年から2年間、青森山田(青森)で野球部長を務め、91年4月、盛岡大学附属に赴任して野球部監督。1995年夏にチームを初の甲子園に導いた。春1度、夏6度出場も、甲子園で勝利はできなかった。2008年夏の出場を最後に勇退し、総監督に。17年の選抜を最後に総監督も辞し、4月1日付で盛岡大学附属教頭に就任した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kaz
23
「勝ちに不思議な勝ちあれど、負けに不思議な負けはなし」とはノムさんの言葉。甲子園初出場から7回連続初戦敗退の記録を持つ著者が、謙虚に、ユニークに振り返っている。盛岡大付といえば今でこそ花巻東と並ぶ岩手の強豪だが、ここまで来るのは並大抵な道のりでは無かった。勉強も仕事も恋愛も、最初から全てがパーフェクトにこなせる人なんて殆どいない。誰もが大なり小なり挫折を経験しているもの。それを上手く肥やしにすれば、無傷の人より傷だらけの人の方が、人間性に深みが出る。せっかく苦労するんだ、その分はきちんと回収しようぜ。2018/04/21
金吾
11
△期待が大きかったので、文章・内容ともに余り合わなかったのが残念でした。ただ弱小チームを強豪チームにしたことはすごいと感じました。2020/12/09
きらりんせいじん
7
「激レアさんを連れてきた」を見て、澤田監督が面白かったので読んでみた。字が大きく読みやすい。激レアの格言で「忘れ物は誰かが取りに行ってくれる」は大笑い。 監督も、いろいろ悩みながら生きている。子供達をやる気にさせて甲子園まで行くだけでもすごいのになぁと思いながら読みました。2018/03/06
K2
4
1500円払って読む価値はなかった。( ̄^ ̄) 2017/05/26
よっち
1
澤田氏が赴任する数年前に、盛附を卒業しているワタシとしては、氏が赴任した頃の野球部の酷さについては「そうだろうなぁ」と思って読みました。甲子園へ行くなんてワタシの高校時代はみんな「ぜってーあるわけねぇだろ」なんて思っていたので(笑)甲子園まで行けるくらいに成長させた点は凄いと思います。OGとしての意見ですがね。2017/09/08