現代思想としての清沢満之

個数:
  • ポイントキャンペーン

現代思想としての清沢満之

  • 安冨 信哉【著】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 法蔵館(2019/03発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 56pt
  • 在庫が僅少です。通常、3~7日後に出荷されます
    ※事情により出荷が遅れたり、在庫切れとなる場合もございます。
    ※他のご注文品がすべて揃ってからの発送が原則となります(ご予約品を除く)。
    ※複数冊ご注文の場合にはお取り寄せとなり1~3週間程度かかります。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常、3~7日後に出荷されます

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784831887702
  • NDC分類 188.72
  • Cコード C3015

出版社内容情報

現代における清沢思想の意義を見直し、現代人に“同時代的思想家”としてのあり方を問い直す渾身の論考など10篇を収載。近代仏教に多大な影響をもたらした清沢満之。現代における清沢思想の意義を見直し、現代人に“同時代的思想家”としてのあり方を問い直す渾身の論考など10篇を収載。
*目次*
序にかえて(西本祐攝)
? 論文篇
清沢満之の公共思想
清沢満之における念仏──自己回復への道
宗教的「個」の課題――「精神主義」における自己と他者
明治中期における宗教と倫理の葛藤――清沢満之の「精神主義」を視点として
現代思想としての清沢満之―─そのカレイドスコープの一視角から
? 講演篇
清沢満之と「精神主義」
個立と協同─―石水期・清沢満之を手がかりとして
近代と真宗──宗教的「個」の系譜
人間成就の教育──清沢満之の教育観
今、清沢満之に憶う──生誕一五〇年にあたって
解説(名和達宣)

序にかえて(西本祐攝)

? 論文篇
清沢満之の公共思想
はじめに/一、内観反省から浩々洞へ/二、『有限無限録』の公共思想/三、公共性の回復──「精神主義」へ/むすび──自律と協同
清沢満之における念仏──自己回復への道
はじめに/一、清沢への疑問/二、念仏為本の伝統/三、「他力の救済」/おわりに
宗教的「個」の課題――「精神主義」における自己と他者
一、「我」の時代/二、「我」と「他者」/三、宗教的「個」の形成と特質/四、「今ノ世」の独我論的状況と精神主義/五、倫理と宗教の葛藤
明治中期における宗教と倫理の葛藤――清沢満之の「精神主義」を視点として
はじめに/一、明治仏教と倫理/二、倫理から宗教へ/三、宗教から倫理へ/おわりに
現代思想としての清沢満之―─そのカレイドスコープの一視角から
はじめに/一、私の「精神主義」研究/二、研究に見出されたこと──宗教的「個」の思想として/三、「精神主義」再考の諸点──倫理問題を手がかりに/おわりに

? 講演篇
清沢満之と「精神主義」
はじめに/一、危機の諸相/二、危機の内観/三、回心・転機の教学
個立と協同─―石水期・清沢満之を手がかりとして
はじめに/一、石水期について/二、『在床懺悔録』/三、『他力門哲学骸骨試稿』/おわりに
近代と真宗──宗教的「個」の系譜
一、「近代と真宗」への一視点/二、「種」の論理と、時代としての近代/三、清沢満之における宗教的「個」/四、高木顕明における宗教的「個」/五、佐々木月樵における宗教的「個」
人間成就の教育──清沢満之の教育観
はじめに/一、自己の修養・他己の開発/二、ソクラテス的教育法/三、議論と大笑い/四、「教育勅語」体制のなかで/五、浄土真宗の学場/六、独尊子の養成/おわりに
今、清沢満之に憶う──生誕一五〇年にあたって
一、清沢満之没後一一〇年、生誕一五〇年/二、「心の習慣」/三、士族の家柄からくる武士的精神/四、外国語を通して開明的な精神を養う/五、「土徳」に育まれた宗教的精神・母の残した求道的精神/六、一生を貫く帰依三宝の精神/七、大いなる気概、理詰めの体質/八、満々たる自負心の裏にある深い不安/九、生の不安を抱えながら求めた、宗教の主体的求道的思想的研究/一〇、清沢先生の僧伽への祈り/一一、何によって「不安に立つか」

解説(名和達宣)

安冨信哉[ヤストミ シンヤ]
著・文・その他

内容説明

宗教と倫理の葛藤。近代仏教に多大な影響をもたらした清沢満之。現代における清沢思想の意義を見直し、現代人に“同時代的思想家”としてのあり方を問い直す渾身の論考など10篇を収載。

目次

1 論文篇(清沢満之の公共思想;清沢満之における念仏―自己回復への道;宗教的「個」の課題―「精神主義」における自己と他者;明治中期における宗教と倫理の葛藤―清沢満之の「精神主義」を視点として ほか)
2 講演篇(清沢満之と「精神主義」;個立と協同―石水期・清沢満之を手がかりとして;近代と真宗―宗教的「個」の系譜;人間成就の教育―清沢満之の教育観 ほか)

著者等紹介

安冨信哉[ヤストミシンヤ]
1944年新潟県村上市に生まれる。1967年早稲田大学第一文学部英文学専修卒業。1973年大谷大学大学院博士課程真宗学専攻単位取得退学。1980年大谷大学真宗学科専任講師。その後、助教授、教授、特別任用教授を歴任。名誉教授。1985年ウィスコンシン州立大学(マジソン校)仏教学客員研究員。2006年東方仏教徒協会(EBS)事務局長。2010年真宗大谷派光濟寺住職。2012年真宗大谷派講師。2013年真宗大谷派教学研究所長。2017年3月31日逝去、73歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マウンテンゴリラ

1
清沢満之という人物については、日本仏教の三大宗派、禅宗,浄土真宗,日蓮宗のうち、浄土真宗における近代を代表する思想家であるという程度の認識は持っていたが、その中身についてはほとんど何も知らなかった。満之が掲げたとされる精神主義とは、現代的な価値観から負のイメージでとらえられる精神論とは全く異なったものであり、自己を追求するがゆえに、自己を無化し、他者を伴うことによってようやく、というか、再びというか自己を浮かび上がらせるものであると感じられた。まだまだ理性面,感性面ともに覚束ない理解ではあるが、→(2)2019/06/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13517376
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品