本願寺白熱教室―お坊さんは社会で何をするのか?

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本願寺白熱教室―お坊さんは社会で何をするのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784831881779
  • NDC分類 188.74
  • Cコード C1014

内容説明

お坊さんだって、迷っている。その悩みを共有することで、お寺は社会に開かれる。新しい仏教のあり方を模索する希望の書!

目次

0 本願寺白熱教室―11のジレンマ
1 開かれた浄土真宗―教えを床の間に飾っておいてよいのか?
2 生と死の公共性―宗教は津波から命を救えるのか?
3 原発の是非の倫理的問いと宗教界の声―仏教は原発に反対声明を出すべきか?
4 宗教は他者を排除するのか?―公共性と他者:公共性にとって他者はどのように大事な問題なのか?
5 「葛藤する存在」が作り出す公共性―欲望から公共圏の可能性を考えよう
6 ウェブに見る宗教の公共性―浄土真宗はウェブ上に存在しているのか?
7 「お寺」と地域の公共性―なぜ、寺は潰れないのか?
8 基礎から学ぶ「公共性と宗教」

著者等紹介

小林正弥[コバヤシマサヤ]
1963年東京都生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学法学部助手、千葉大学法経学部助手・助教授、千葉大学教授、ケンブリッジ大学社会政治学部客員研究員およびセルウィン・コレッジ準フェローを経て、千葉大学大学院人文社会科学研究科教授、千葉大学地球環境福祉研究センター長、慶應義塾大学大学院システムデサイン・マネジメント研究科特別招聘教授。日本ポジティブサイコロジー医学会理事。専門は政治哲学、公共哲学、比較政治。政治的なテーマに加えて、ビジネス哲学や人生哲学についての講義を各地で行っている

藤丸智雄[フジマルトモオ]
1966年岡山県生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒業。東京大学大学院博士課程印度学仏教学専攻満期退学。2002年より教学伝道研究センター(現、浄土真宗本願寺派総合研究所)研究助手、研究員を経て、現在、浄土真宗本願寺派総合研究所副所長、岡山理科大学非常勤講師、武蔵野大学非常勤講師。専門は中国仏教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kichy

5
釈迦も元来、自己の解脱を悟りを目的としていたが、他者や社会との関係から生じる悩みなどが前提としてあった。であれば、釈迦の悟りも公共と接点を持ち大乗仏教に展開されていくのは必然と言える。現代の仏教や真宗は外から見ると、残念ながら閉鎖的な世界に見えるのは否めない。西本願寺の前門主が原発事故の際に発信した「日常の損得を超えた価値観が必要であり仏教はそれを提示できるはず」というメッセージはまさに仏教が公共に影響を与え得る可能性を示したものと言える。仏教、真宗のファンとして公共への更なる攻めの姿勢を期待したい。 2024/11/02

Aby

4
浄土真宗の僧侶のジレンマ,宗教の「公共性」.0,7,8の章が特に印象的.私の家は,浄土真宗大谷派だが,墓参りくらいしかお付き合いがないので,深く考えてこなかった.2018/03/06

CD

3
リバタリアニズムとコミュニタリアリズムの命題を、本願寺の考え方で議論してみたという本。議論自体は興味深いのだが、なんだか、お坊さんも科学のつきつけるゆるぎない事実と社会の変化に翻弄されているんだなと不安が残った。個人的にはお坊さんは弱さを見せない方がいいと思う。社会に迎合するより、どうやって自分たちの教義に説得力を持たせるか、どういう言葉で語っていくべきか、に注力した方がいいと思う。それができないのであれば、宗旨を変えたほうがいいと思います。2022/02/15

伊達酔狂

1
☆☆☆2018/02/11

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