出版社内容情報
女優をめざすアミは，友人のゆりと一緒に不思議な少年に出会う。その少年に誘われて劇団イーハトーヴのオーディションを受けに…。 小学校高学年～中学生
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベーグルグル （感想、本登録のみ）
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【学校図書室】雨ニモマケズの世界観を表現した物語。私が思っていた解釈とは違っていて、世界観が拡がりました。タイトルもいい。2020/12/09
ゆかりん
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アミとゆりがイーハトーヴの劇で、劇をやっているのを知らずに、自分の思ったとおりに、自由にえんぎをしていてすごいし、言っていることがすばらしいとおもいました。2016/07/22
いすか
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作者の思想が全面に出過ぎかなぁ。この作者の特徴ではあると思うのだけど。雨ニモマケズを読んで、デクノボーにはなれそうにない、とちょっと敗北感を感じた人は主人公と一緒に呟けるはず。『宮沢賢治はずるい。』2012/03/09
Pechi Minato
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15行、心なしか脚本みたい 新こみね創作児童文学 1998 わちゃわちゃした女の子と思慮深い女の子二人組は二人でひとつ、補い合う構図じたいはあまり好きではない（特にわちゃわちゃした方）けど。読み進めていくとフッと現れるその子（達！）の悩み。 有名すぎる詩の、書中演劇じたて。 メッセージは大きい。おとなも読んでほしい。 絵の、青井芳美さんを追いかけてたどり着いた一冊。2022/11/03
読書国の仮住まい
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アミとゆりの2人の女の子。 公園で不思議な男の子と出会い、チラシを受け取る。 劇団イーハトーブの講演の知らせで、団員を募集しているというのだ。 アミは成りたいと言い出し、ゆりはそれに付き添う。 必要な条件は宮沢賢治の雨ニモマケズを暗唱できること。 当日現地に行くと、オーディションと言って即興芝居が始まる。 どうやら雨ニモマケズの世界を芝居化したもののようだ。 アミとゆりは強い心を持つために丈夫な身体即ちデクノボーになりたいと口にするが、ここからもう1段階先がある。 戦争時に死んでいた賢治はずるいらしい。2020/08/21
