現代語訳 精神主義

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  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784831878502
  • NDC分類 188.74
  • Cコード C1010

出版社内容情報

清沢晩年の信念と思索の結晶「精神主義」に関わる論文を集約し、その現代語訳を通して清沢の思想の本質と意義を再解読する。好評の現代語訳シリーズ第3弾。原文と解説付。

内容説明

この世に生きていくためには、どうしても心のよりどころ(完全なる立脚地)が必要だとして、晩年に「精神主義」を提唱した清沢満之。その意義はどこにあるのか。現代語訳を通し、これからの世代へ向けて、清沢の思想の本質を問い直す。付「原文」「解説」。

目次

『精神界』から(精神主義;万物一体;自由と服従との共存・共働;科学と宗教;精神主義と物質文明;宗教は目前にあり;競争と精神主義;まずすべからく内観すべきである;精神主義と唯心論;精神主義と他力 ほか)
講演―精神主義

著者等紹介

清沢満之[キヨザワマンシ]
1863年生まれ。明治時代の仏教哲学者・思想家、真宗大谷派の僧。尾張藩士の子として生まれたが、のち西方寺に入寺、清沢姓となる。東京大学大学院にて宗教哲学を専攻。1896年東本願寺で教学刷新と宗門改革を主唱したが、一時宗門より除名処分された。1899年真宗大学の初代学監に就任、宗門における人材の養成にあたった。一方、東京に私塾浩々洞を設立し、暁烏敏らと雑誌『精神界』を創刊、精神主義運動を提唱して革新的な信仰運動を展開した。1902年自坊に帰ったが、孤独のうちにも、より高次の信仰を形成し、西田幾多郎などもその影響を受けた。1903年没

藤田正勝[フジタマサカツ]
1949年生まれ。京都大学大学院文学研究科、ドイツ・ボーフム大学ドクターコース修了。哲学専攻。現在、京都大学大学院文学研究科教授
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感想・レビュー

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ジャズクラ本

6
天地間のいかなるものについても、Aから言えばその他の万物はこのAに属する。これを法華経では「三界はこれ我が有なり」といい、生物への慈悲心から「その中衆生はことごとくにこれ吾が子なり」と説く。/井上円了「仏教活論」「哲学一夕話」/中西牛郎「組織仏教論」「仏教大難論」/村上専精「仏教一貫論」「仏教統一論」/清沢満之「他力門哲学骸骨」2019/10/06

masanari

1
真宗の宗徒清沢が、人の善悪の判断を主観的なものとし、すべてを阿弥陀如来の心に任せて安心を得ようとする精神主義を提唱した論文集。背景には文明開化後の競争社会がありそのなかで宗教特に仏教の役割は何なのかを考えた清沢の苦悩が伺える。もちろん今日もまだ競争社会であるため清沢の考察は古びていない。競争から起こる苦しみは外的で尽きることのない虚しいものだ。もっと内面の平安を求めよう、と要約してはなにも説明できていないような熱量があった。すぐ読めてしまうため厳密性に欠けるが、だからこそ他の著書も読んでみたいと思わせる。2019/09/07

へむへむ

0
普段手に取らない本? パンチが効いてた?2018/05/18

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