内容説明
古代中世社会において仏教、神祇信仰等の宗教が果たした役割をあらためて考える。
目次
第1部 仏と神のかたち(八・九世紀における僧尼と財について;僧侶の社会事業と在地信仰;比叡山諸院と初期天台宗の形成;諸国講読師制度に関する二題;『日本三代実録』の願文にみる仏教思想 ほか)
第2部 社会と文化の諸相(生駒山東陵にみる古代墳墓の一考察;桑田玖賀媛・播磨速待伝承の成立とその背景;牛頸窯跡出土ヘラ書須恵器に関する一考察;称徳天皇の神仏観と神仏列挙;日本古代の鮨(鮓)補論 ほか)
著者等紹介
宮崎健司[ミヤザキケンジ]
1959年、兵庫県出身。大谷大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(文学)。現在、大谷大学文学部教授、大谷大学博物館長。専門は日本古代宗教史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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