内容説明
200年前、九州を旅した才気煥発の文人・頼山陽。旅行中に揮毫した墨蹟淋漓の漢詩紀行「西遊詩巻」に、その文人墨客の交往と山紫水明の風光をたずねる。
目次
1章 漢詩人頼山陽の九州漫遊
2章 西遊する頼山陽と『杜韓蘇古詩鈔』
3章 「西遊詩巻」と二つの跋文
4章 「西遊詩巻」訳注
5章 下関と頼山陽
6章 頼山陽と下関の商人広江殿峰
附録(探訪・京都の漢学;入谷仙介先生の教え)
著者等紹介
谷口匡[タニグチタダシ]
1963年鳥取県生まれ。1990年筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科(各国文学専攻)満期退学。筑波大学助手、下関市立大学助教授などを経て、京都教育大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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