目次
序 「三国志」と現代(「三国志」の舞台・成都へ;劉備玄徳の苦難時代 ほか)
1 「三国志」の誕生と流布(歌舞伎に出てくる「三国志」;人気を博する登場人物 ほか)
2 「三国志」の時代(「黄巾の乱」始まる;太平道と五斗米道 ほか)
3 「三国志」のヒーローたち(天下大乱の情勢;天下三分の成立 ほか)
4 「三国志」から何を学ぶか(知謀と計略;選択と決断 ほか)
著者等紹介
狩野直禎[カノナオサダ]
1929年、東京市生まれ。京都大学文学部史学科東洋史学専攻卒業、同大学大学院(旧制)退学。聖心女子大学助教授、京都女子大学教授、同大学学長(1993~97年)を経て、1998年、定年退職、京都女子大学名誉教授。博士(文学)。新村出記念財団理事、日仏東洋学会理事、三国志学会会長などを勤める。2017年2月、逝去。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MUSAN11383594
1
解説にも書いてある通り、正史をべーすにしながら演義のエピソードを交えながら基本的に人物単位で書かれている。 初心者向けで読みやすいが、マニアには知っている話ばかりであり物足りない印象。1985年に初版が発行されており、ビジネスマン向けの開設のように感じられた。 著者のコメントが面白く、趙雲が好きなのがさらっと書かれていた。また同じ著者の別の著作でも沮授が取り上げられており、実は沮授が一番好きなのでは?というのも垣間見られた。2020/05/21
ekoeko
0
三国志の世界をざっと探究するできる1冊。知っている故事は三国志からだけど「豆を煮るには豆からを燃やす」はこの本で初めて知った。2020/01/29
-
- 和書
- ある街角の本屋さん