目次
第1部 方法論的序説
第2部(大黒天信仰の謎;人喰い女鬼と大黒天;「千人切り」説話と死と再生の儀礼;異形の仏弟子たち;不浄の神・炎の神;インドの宗教思想と仏教神話;日本密教の摩訶迦羅天像と盲目のアスラ・アンダカの神話;「鼠毛色」の袋の謎―大黒の袋1;兜跋毘沙門の神話と図像;クベーラの変貌;ガネーシャの太鼓腹―大黒の袋2;三面一体の神々―異形の福神たち;補説・中世日本密教の「異形性」について;旅の小休止)
著者等紹介
弥永信美[イヤナガノブミ]
1948年東京生まれ。1969年パリ高等学術院歴史文献学部門日本学科中退。専攻は仏教学(主として中国・日本の文献に基づいた仏教神話研究)。フランス語による仏教語彙辞典『法宝義林』の編集に参加。ヨーロッパ精神史、宗教・神秘思想史など、幅広い評論活動を展開中
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