薩摩のかくれ念仏―その光りと影

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  • サイズ B5判/ページ数 113p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784831875280
  • NDC分類 188.72
  • Cコード C1021

目次

1 かくれ念仏の風土・歴史・組織(自然と宗教的風土;かくれ念仏の歴史;かくれ念仏―その信心と行動)
2 かくれ念仏のいろいろな姿(既存宗教と真宗―とくに修験を中心として;講の実態;多くの人びとに支えられた薩摩の一向宗門徒たち;国境をもたない人びと;琉球の真宗門徒;蓮如信仰と薩摩の真宗門徒;武士の一向宗門徒;カヤカベ;相良藩の真宗禁制)
3 真宗門徒の生きざま(出水五万石溝と「衆力奏功」の碑―さつま農民の心;使僧たちのたたかい;命をかけた番役たち;他に頼るもののない門徒たち;自らも一向宗門徒;差別を乗り越えて)
4 特集「かくれ念仏解禁一二五周年記念講演・シンポジウム」(記念講演「かくれ念仏」と現代(石牟礼道子)
シンポジウム「かくれ念仏」―私たちに問いかけるもの)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

15
「隠れキリシタン」に比して、知名度の劣る「薩摩のかくれ念仏」の本。ビジュアルな作りで資料もあり、かくれ念仏解禁125周年記念講演・シンポジウム記録も収録され、このテーマに関心のある方に推薦の一書。記念講演は、石牟礼道子氏。【感銘を受けた箇所】<本当の意味の光というのは、そういう闇の奥で一点の光が点りはじめ、やがてはこの世を照らす。私はそういう現場にいる気が><私は祈るとき、私どもはどの方とも魂の次元においてはつながることができて、ご一緒に今の時代を生きている>。石牟礼氏の言葉、心の中で反芻し、味読したい。2019/10/30

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