出版社内容情報
なぜ、天下人は「神」になったのか? 信長は生きて神体を宣言し、秀吉は豊国大明神に、家康は日光東照大権現として祀られた。古代から近世初頭にいたる「神国」について記述された史料を探索し、神国論の政治思想史的な意義とその展開を明らかにした注目の書。
内容説明
なぜ、天下人は「神」になったのか?信長は生きて神体を宣言し、秀吉は豊国大明神に、家康は日光東照大権現として祀られた。古代から近世初頭にいたる「神国」について記述された史料を探索し、神国論の政治思想史的な意義とその展開を明らかにした意欲作。
目次
第1章 神国の創成(「神国」の初見;清和天皇と宇多天皇 ほか)
第2章 中世につくられた神国(神国の戒律;訴訟の論理 ほか)
第3章 変容する神国(『春日権現験記絵』の世界;三国世界と神国 ほか)
第4章 神国論の反転(日本史の分水嶺;耳目を驚かす ほか)
第5章 天下人たちの神国(『世鏡抄』の訓育;清原宣賢のはたらき ほか)
著者等紹介
鍛代敏雄[キタイトシオ]
1959年神奈川県平塚市に生まれる。1988年國學院大學大学院文学研究科日本史学専攻博士課程後期修了。1994年國學院大學栃木短期大学日本史学科専任講師、1998年同助教授、2003年同教授。2002年東洋大学大学院兼任講師、2005年國學院大學大学院兼任講師。石清水八幡宮研究所員を兼務する。博士(歴史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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