律令国家仏教の研究

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  • サイズ A5判/ページ数 333,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784831874658
  • NDC分類 182.1
  • Cコード C3021

出版社内容情報

日本の国家的宗教となった仏教は、いかにして受容され、興隆したのか。王権と仏教の関係に重点を置き、七世紀後半の律令国家仏教の成立から、九世紀前半の平安初期に至るまでの展開過程を追い、その歴史的特質を多角的に解明する。古代仏教史研究者必備の書。

目次

第1篇 律令国家仏教の特質(古代寺院の機能;律令国家と僧尼集団―国家仏教から教団仏教へ)
第2篇 天平仏教の史的意義(国家仏教と宮廷仏教―宮廷女性の役割;天平期の神仏関係と王権;『元興寺縁起』の再検討―仏教公伝戊午年説をめぐって;古代北陸の宗教文化と交流)
第3篇 奈良末・平安初期の展開(宝亀年間に於ける僧綱の変容;内供奉十禅師の成立と天台宗;光仁・桓武朝の国家と仏教―早良親王と大安寺・東大寺)
第4篇 律令国家仏教の成立と展開

著者等紹介

本郷真紹[ホンゴウマサツグ]
1957年大阪市に生まれる。1987年京都大学大学院博士課程学修退学。1992年富山大学人文学部助教授を経て、1996年立命館大学文学部助教授、2000年同教授。博士(文学)
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