幼年期の現象学―ソルボンヌのメルロ=ポンティ

個数:

幼年期の現象学―ソルボンヌのメルロ=ポンティ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 20時58分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 332p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784409041123
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C3010

内容説明

1949年秋、ソルボンヌ大学に着任したメルロ=ポンティは、発達心理学の知見を批判的に取り込み、子どもの現象学ともいうべき講義を開始した。ピアジェ、ワロン、リュケ、クライン、ラカンなど関連分野を広範に渉猟したその講義は、子どもという存在を哲学史上初めて主題としたきわめて貴重な試みであると同時に、人間科学をより豊かにする可能性を秘めたものであった。メルロ=ポンティの後期思想にも繋がる重要講義を仔細に読み解く。

目次

第1部 子どもの身体と知覚(自己中心性から中心幻想へ―メルロ=ポンティのピアジェへのアプローチ;子どもの知覚―超‐事物・同時性・遍在性)
第2部 子どもの表現と対人関係(子どもの表現―メルロ=ポンティの児童絵画へのアプローチ;子どもの対人関係―情動性と発達の現象学)
第3部 児童精神分析との対話(性とエディプス・コンプレックスへの批判;ナルシシズムの再検討―「幼児の対人関係」講義の周辺から;攻撃性の現象学―クラインを読むメルロ=ポンティ)

著者等紹介

澤田哲生[サワダテツオ]
1979年、静岡県生まれ。パリ東(旧第12)大学クレテイユ校人文社会科学研究科博士課程哲学・認識論専攻修了(人文科学博士号「哲学・認識論」取得)。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得満期退学。現在、富山大学人文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。